昨日11/02に野内会員による三戸式土器のレクチャーの後、懇談にて、鯉淵会員から砂丘上遺跡の資料の検討の要望が出た。以下、議事録として示す。
発端:茅ヶ崎市域の砂丘遺跡の縄文晩期遺物の検討を提案
派生した課題:
◯南関東(特に神奈川県域)の縄文晩期遺跡の分布・様相
△縄文弥生移行期の様相の検討
◯縄文期の砂丘遺跡ないし低地性遺跡の実態の把握
△調査の状況などの把握
△ボーリングデータによる古環境の把握
◇茅ヶ崎市諸遺跡=相模湾沿岸(中央)
◇桜山うつき野遺跡=相模湾沿岸(東辺)
◇大芝原遺跡=東京湾沿岸(三浦市上宮田付近)
※宮の脇貝塚の存する丘裾の周辺低地の分布調査
◇伝福寺裏遺跡=東京湾沿岸(古久里浜湾)
基調を設定するための事前学習として:
A.関東地方での縄文晩期の先行研究(集落・領域・土器など)
※関東地方での弥生"開始期"の先行研究(集落・領域・土器など)
B.古環境分析の先行研究
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